note.comを眺めていると、初期のWindows時代やDOS時代のソフトを振り返る記事があります。ノスタルジックですが、あらためて振り返ると、そんな解釈もあるのだなぁとおもしろく読ませていただいています。
さて、そんな中VJE-Penというとてもマイナーなワープロソフトの話題がありました。
私も購入していました。
『VJE-Pen PRO Ver.5.5』
1997年5月発売12,800円
「まるで羽がはえたように軽快な...」は、DOS時代のVJE-Penのパッケージに書かれていたフレーズです。エディタのように軽く、ワープロとしては、最小限の機能はあったと思います。でも、結局使いませんでした。当時は、Lotus WordProをメインに使っていたと思います。必要に応じて、Wordでも一太郎でも作る文書の目的で使い分けていました。でも、付属の大辞林は活用しました。本末転倒かもしれません。
「まるで羽がはえたように軽快な...」という言葉に惹かれて購入したのですが、あまりに印象的なフレーズ。その影響かは覚えていませんが、いつからかボールペンではなく万年筆を使っています。最近は万年筆コーナーが風前の灯のようで残念です。

さて本題ですが、いつものようにAIの時代なので、VJE-Penのようなものは作れるのだろうかと、頭をよぎったのですが、作っても使わないだろうし、VJE-Pen風のエディタを作っても仕方がないし、同じようなDOS風画面のツールといえば、ファイラーが頭に浮かびました。
ターミナルにはfdcloneを入れて常用しています。ただ、日本語表示にタイムラグがあるのと、階層が深いフォルダの削除がとても遅い。でもエンターでプレビューできたり、キーだけで操作できる軽快さがあったりとfdcloneは手放せません。
WinFDとか、Windows版のFDやFilmtnがありましたが、確認ボックスが表示されると、途端にWindwosのアプリであることを思い出させます。キーだけで操作はできなかったような記憶です。
では、まるで羽がはえたように軽快な、徹底的にキー操作のみのDOS風ファイラーなら使いそうだと考え、作ることにしました。マック用に。
2ペインの構成とし、左に通常のファイラー、右はビューアーとしました。右はファイラーにすることもでき、ツインで操作を可能にしました。互いにコピーや移動ができるようにしています。昔そんなことをしていた記憶があります。たぶんVZ Editorのファイラーだったと思います。
ビューアーは、表示できるテキストは自前のビューアーで表示し、画像やオフィスファイルは、マックのQuickLookの機能を使います。ギャラリーモードにすると、カレントフォルダの全画像を表示できます。
テキストビューアーは、エディタモードにすることができます。ちょっとした修正ならこれで十分。ルーラーがレトロ感を醸し出しています。
ファイルの検索は、スポットライトのデータベースを活用することで高速にファイル検索ができるようにしています。検索結果のファイルもすぐにプレビューできます。
Windowsではzipファイルをクリックすると、その中に自動で入ることができます。マックでは、解凍はあるのですが、解凍せずに中に入ることができません。そこで圧縮ファイルをクリックするとまるでフォルダ化のように表示できる機能を実装しました。
また、Windowsでは、新規ファイルの作成がありますが、マックのFinderにはありません。ちょっとしたテキストファイルを作りたいときに不便です。0バイトのファイルを作るだけですが、新規ファイルの作成機能を実装しました。
VLE-Benというネーミングは、もちろんVJE-Penのリスペクトです。
Visual Lightweight Explorer
Ben = Browse・Edit・Navigate
といったところでしょうか。
ダウンロード
VLE-Ben - まるで羽がはえたように軽快なファイラー
https://l.tpot.jp/mac:vleben:index
コメント